1/06/2010

ダイビングの禁忌(きんき)について

ダイビングの禁忌(きんき)とは、ダイビング自体が疾病(しっぺい)に悪影響を及ぼしてしまう事を言います。

現在NAUIでは3段階の禁忌事項を決めています。
●絶対的禁忌:残念ながらダイビングを始められない疾病です。
●一時的禁忌:現在患っている怪我や病気が完治するまでダイビングを行えない状態です。
●相対的禁忌:疾病の中でも医師の判断と指示の範囲内でダイビングが可能な状態です。

1、絶対的禁忌の代表的な疾病
喘息、肺気腫、肺結核、てんかん、糖尿病、心臓疾患

2、一時的禁忌について
骨折などの怪我はもちろん、風邪などの症状も含みます。
また、投薬に関しても、その薬が高圧下でどのような作用があるのかまでは解りませんので、完治するまでダイビングはご遠慮戴きます。

3、相対的禁忌について
高血圧、軽度の心臓疾患など、医師と相談の上、限られた範囲でのダイビングが可能な状態です。
ポセイドンでダイビングを行う際は、その診断結果をご提出戴き、定期的に状態をチェックして戴きます。

4、精神的な疾患について
ダイビングは様々なゲスト間でのコミュニケーション、特別な水中環境での活動、冷え等の体力消耗など、想像以上に疲労します。
また、そのなかでも自立(自律)した行動が求められる世界でもあります。
この事をご理解の上、トレーニングを行い、定期的な活動を行ってはじめて「癒し」につながります。
もし、軽度の鬱などでしたら、必ず医師と相談の上、ご自身の状態をチェックしながら決して無理のないダイビング活動を行って下さい。


※健康な方でも定期的な健康診断は必要です。
最低年1度(潜水士資格が必要な業務を行っている場合は6ヶ月ごとに1度)の健康診断を受診して下さい。

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